令和7年3月3日、第47回卒業証書授与式を挙行しました。

国歌斉唱の後、卒業生総代に校長より卒業証書が授与され、続いて校長の式辞、PTA会長様からの式辞、在校生代表からの送辞、卒業生代表による答辞が行われました。式の締めくくりとして、キャンパスソングと校歌を全校で斉唱しました。
校長の式辞では、コロナ禍から始まった高校生活を振り返りつつ、伊能忠敬の日本全図作成に向けた情熱を語りながら、サミュエル・ウルマンの詩「青春」を引用し、心の様相としての「青春」をいつまでも持ち続けてほしいと語りました。
(校長式辞の全文および「青春」は こちら からご覧いただけます)
PTA会長様からは、ご自身が救急医療を受けた時の経験を基に、周囲の支援の重要性とそれに対する感謝の気持ちを語り、卒業生の未来に向けた励ましのお言葉をいただきました。
在校生の送辞では、先輩たちとの思い出を振り返り、校章のモチーフである「エンシュウハグマ」には花言葉がないことから、自ら「永遠」という花言葉を付けたいと述べ、ハグマの花が心の中で永遠に咲き続け、後輩へと受け継がれていくことをしっかりと述べました。
卒業生代表による答辞では、小坂井高校での三年間の活動や思い出を振り返りながら、高校生活への思いを語り、先生方や学校職員、先輩、後輩、そして家族への感謝の気持ちを丁寧に表現する感動的なものでした。
「卒業の歌」は、コロナ禍による中断を経て、久しぶりに復活しました。卒業学年の希望に応じて、創立20周年の際に作詞作曲された本校のキャンパスソング「未来地図」を吹奏楽部の演奏に合わせて全校で合唱しました。「夢を記した地図を手に、翼を広げて未来へと飛び出していこう」と若々しく歌い上げるこの曲は、来賓の皆様からも「良い曲ですね」とのお言葉をいただきました。
小坂井高校を巣立つ第47回生261名の未来に、幸多きことを心より願っています。