校 章

 デザインは、愛知県東部、東三河地方のシンボルである本宮山に自生するエンシュウハグマの花と小坂井町の郷土玩具である風車(かざぐるま)を重ね合わせて、「高」の字をつけたものです。円は和を象徴し、八枚の花びらは連帯・調和・発展を意味します。
 エンシュウハグマは学名を Ainsliaea dissecta Franch.et.Sav. というキク科の植物で、ノギクの一種です。 愛知県・静岡県の山林内に生える多年草で、茎は30cmほどで直立し、 夏から秋にかけて薄いピンク色の花を咲かせます。この地域では、本宮山の海抜500m以上のところにのみ群生しています。
 風車は、江戸時代から伝わる縁起物で、豊川市指定無形民俗文化財「菟足神社の風祭り」で売られます。地域の人による手作りで、風車の羽根はヒノキ製の俵形、色鮮やかな彩色が施され、「豊作」や「無病」の願いが込められています。